1983年発売のドラムマシン、DR-110です。メルカリでも人気のあるDR-55の後継機にあたる、味わいのあるアナログ・ドラムマシンです。主観でしかありませんが、DR-55が808ライクな音色だとすれば、DR-110は606ライクな音色だと思います。その観点で言えば、606にはないクラップが110にはあるので、よりよいところもあるのかも知れません。音が太いとか、出音で最高とか、そんな機材ではありません。ですが、愛らしい機材ではあります。パターンやソングもそれなりに組めるので、色々遊び方はあると思います。DR-110をガシガシ使ってるミュージシャンいたら何かいいなと思ってしまいそうな感じが僕はしますね...。状態等の留意事項ですが、ディスプレイが薄くて少々見づらいです。本体を少し傾け置くとちょうどいいような感じです。電池駆動でしか動作確認ができていません。家にある適当なDCでは動きませんでした。この時期のリズムマシンで、純正のDCでしか動作しないパターンがよくあるので、本製品もそうなのか、それとも壊れているのか、定かではありません。とりあえず電池では問題なく動きます。付属品はケースのみです。よろしくお願いします。